「地雷を踏まないサバイバル英語」シリーズでは、
日本人がよかれと思って使った英語が、実は相手に不安感や誤解を与えてしまう表現と、
より安全な言い換え表現を紹介しています。
今回は、日本語ではよく使われるものの、
英語では意味が大きくズレる表現についてです。
日本人同士の会話で、ワクワクしたり、気持ちが上がったりすると「テンションあがるわ」なんて言いますよね?でも、実は、英語で「テンション」っていい意味で使われないんです。英語を勉強している方で、日本語の感覚で思わず、
“My tension gets high.”
と言いたくなるかもしれませんが、これ、典型的な地雷英語表現になってしまうので、気を付けてください。
My tension gets high.
と言ってしまうと、
英語ではまったく違う意味で受け取られます。
英語の tensionの本来の意味
英語の tension は、
日本語の「テンション(ノリ・気分)」とは違い、
- 緊張
- 張り詰めた空気
- ストレス
- 対立状態
といった、ネガティブな意味で使われます。
たとえば、
- political tension(政治的緊張)
- rising tensions between countries(国家間の緊張の高まり)
のように、
国際関係や対立状態を表す場面でもよく使われます。
そのため、
My tension gets high.
は英語では、
- 緊張してきた
- 空気がピリピリしてきた
- 不安やストレスが高まっている
という意味に聞こえてしまいます。
「楽しい」「ワクワクしている」というニュアンスは、
ほぼ伝わりません。
なぜ誤解が起きやすいのか
原因は、日本語のカタカナ英語です。
日本語の「テンション」は
英語の tension から来ていますが、
意味が独自に変化しています。
日本語では
「テンション高い=ポジティブ」
ですが、
英語では
tension が高い=緊張・対立が強いという、真逆の感覚になります。
そのため、ポジティブな意図で使っても
相手を戸惑わせてしまう典型的な「地雷英語」です。
「テンションが上がる」を自然に言うなら
ポジティブなワクワクした気持ちを伝えたい場合は、
次のような表現だと気持ちが上がってる状態が伝わります。
- I’m excited.
(ワクワクしています)
- I’m really excited.
(すごく楽しみです)
- I’m hyped.
(テンション上がってます/カジュアル)
- I’m pumped.
(やる気満々です)
- I’m looking forward to it.
(楽しみにしています/落ち着いた表現)
これらは、
相手に余計な不安や誤解を与えません。
まとめ
このように、
My tension gets high.
は、日本語の感覚で使うと、
英語では真逆の意味に聞こえてしまう地雷表現です。
英語で気分の高まりを伝えたいときは、
tension を使わず、意味が正しく伝わる表現に言い換えることで、誤解を防ぐことができます。
本ブログでは、
日本人が使いがちな英語の「地雷表現」と、
その代わりに使える自然で無難な言い方を紹介しています。
※ 本記事は英語表現の解説を目的としたものであり、
特定の人物や場面への助言を行うものではありません。

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